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「自分としても初めての経験なのでどう説明していいのかわかりませんが、簡潔に言いますと…ひと口惚れ、ですかね。」
「ひと口惚れ…?」
「僕が初めて食べた、Aさんが作ってくださったお通し覚えていますか?」
「えーっと…湯豆腐、でしたっけ?」
「そうです。あんかけ湯豆腐にキムチのかき揚げが乗ったものです。」
もうあれも、3ヶ月以上前のことになるのか。
「あれをひと口食べた瞬間に、Aさんが作った料理をもっと食べたい、他にはどんなものを作るのか知りたい。そう思いました。」
「それは…嬉しいです。」
「そしてAさんとお話をする度に、料理だけでなくAさん自身のことも知りたいと思うようになりました。過去に辛くて苦しい思いをされたのにここにしっかりと立っているのをかっこいいと感じて、同時に守りたいという気持ちも出てきたんです。」
「宮舘さん…。」
「それで気づきました。いつの間にかAさんを好きになっていたんだと。」
突然の告白に私の中は掻き乱されている。
嬉しいのか、それとも不安なのか。
彼に対して推し以上の気持ちを抱いているのかもまだわからない。
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涼-suzu-(プロフ) - 蓮和さん» ありがとうございます。みやだてくんはやっぱりバブめですよね。笑 共感していただける方がいて嬉しいです。次回もよろしくお願い致します(՞ ܸ. .ܸ՞)" (4月2日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
蓮和(プロフ) - 完結おめでとうございます!垢は違いますが毎度コメントさせていただいてますバケモノです。素敵な作品をありがとうございました!!宮舘さんとの恋ってやっぱりいいですよね(?)私も宮舘さんは結構バブい域にいると思ってますw 第8弾も楽しみです! (4月1日 21時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年3月25日 17時