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「あの時の涼太はガキ大将だったからな。今となっちゃ真逆のキャラクターで売れやがって。」
「売れやがってって、」
「なんだ、あのセクシーフォーマル美しくってやつは。」
「セクシーロイヤル美しくね?スーツじゃないのよ。」
「貴族のキの字もないし、上品とか言われてるけどお前下ネタ大好きだろ。」
「ファンのみんながそうやって言ってくれて、盛り上がってくれてるんだからそれでいいじゃない。」
「でもあれだな。お笑いの腕はあげたな。」
「ありがたきお言葉。」
「はははっ!やめろ。急に貴族感出してくんなよ。」
2人の仲を微笑ましく思いながらできあがった料理を運んでいく。
気づいた彼が立ち上がろうとしたけれどそれを制した。
「宮舘さんはお父さんの話し相手をしてあげてください。」
「でも、」
「そうだぞ涼太。俺の話は長い。」
「自覚あったんだ?」
「お前この野郎。」
「痛い痛い!ごめんて!」
「お父さん、やりすぎて怪我だけはさせないでよ。」
「わかってる。大事な大事な商売道具だもんなぁ?この綺麗なお顔はよ。」
お父さんに頬を掴まれてもされるがままで笑っている彼はテレビで見たことないくらい無邪気で、また心臓がぎゅっとなった。
そしてお父さんを羨ましく思った。
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涼-suzu-(プロフ) - 蓮和さん» ありがとうございます。みやだてくんはやっぱりバブめですよね。笑 共感していただける方がいて嬉しいです。次回もよろしくお願い致します(՞ ܸ. .ܸ՞)" (4月2日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
蓮和(プロフ) - 完結おめでとうございます!垢は違いますが毎度コメントさせていただいてますバケモノです。素敵な作品をありがとうございました!!宮舘さんとの恋ってやっぱりいいですよね(?)私も宮舘さんは結構バブい域にいると思ってますw 第8弾も楽しみです! (4月1日 21時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年3月25日 17時